【海外の反応】スタッツからみる吉田麻也・4月編(英国人のブログを翻訳しました)

以前にも翻訳させて頂いた英国人セインツサポのブログで
また吉田麻也の分析する記事が取り扱われていたので許可をとって翻訳しました。
前回の記事


【海外の反応】 スタッツからみる吉田麻也・11月編(英国人のブログを翻訳しました)

シーズンの終わりを迎える今、私が次に注目して取り上げる選手は
日本人ディフェンダーの吉田麻也だ。
夏の移籍市場の終わりにVVVフェンロから加わり、
エミレーツ・スタジアムでのアーセナル戦(皆が語ることのない試合)という
困難な所に麻也は放り込まれた。
それ以来、彼はサウサンプトンのディフェンスの中心で全試合フル出場して
屈強な選手であることを示している。
吉田麻也(2672分)よりも長く出場しているのは、
リッキー・ランバート(2713分)とシュネデルラン(2850分) だけである。
サウサンプトンが怪我人に苦しんでた時、
吉田は左右のサイドバックで、他の生粋のサイドバックを差し置いて選ばれた。
これは、ナイジェル・アドキンス前監督と現在のマウリシオ・ポチェッティーノ
監督のもとで彼がどれだけ気に入られているかを示している。
新しいリーグに加わることは常に困難なことで
特にプレミアのような荒々しいリーグなら尚更である。
しかし、麻也はプレミアの獰猛さにもうまく適応した。
また、彼の最初の試合から数えてトータルで3回‘大きな’ミスを犯している
そのうち2つは失点(アウェイのアーセナル戦とホームのスウォンジー戦)に繋がり
残りの1つはシュートを打たれることになった。
しかしながら、これらのミスは彼がチームやリーグに慣れている段階だった
クラブに来て初めの頃に生じたとものだということに留意しなければいけない。
願わくは、シーズンが終わるまで彼のミスがない期間が続いてほしいものです。
さあ、彼のシーズンを数字や写真で見てみよう

(上から)
訳:守備のスタッツ
タックル勝率
地上戦 1対1の勝率
空中戦 1対1の勝率
クリア成功率
ファウルを与えた回数
インターセプトした回数
ディフェンシブ・サードでのボール奪取成功回数
ミドル・サードでのボール奪取成功回数
※ディフェンシブ・サード・・・ピッチ上を三分割に分け自陣ゴールに近いエリア
※ミドル・サード・・・ピッチ上を三分割に分けた時の真ん中のエリア
吉田麻也は今シーズン57回タックルを試みている。
これはプレミアリーグで49位につける数字だ。
(大差をつけての1位は137回でシュネデルラン)
吉田はまた空中戦の1対1の回数でも22位につけている。
しかし、これらのスタッツは吉田がディフェンダーとして
イングリッシュ(プレミア)リーグにどれだけ馴染んたかを示していない。
みんなが知っているのは、(吉田が)規律を守れる落ち着いたサッカー選手で
自分から動かないことで相手に決断をさせ、
その結果、彼はめったにファウルを与えることはないこと。
このリーグでかけられるプレッシャーを考慮すれば、
これはチーム全体に貢献している証拠である。
なぜなら、ペナルティエリア付近でフリーキックを与えれば、
このリーグでは大概懲らしめるからで、前節のウェストハム戦が最たる例だ。
彼が持ち合わせている落ち着きは本当に素晴らしく
守備で1対1や ゴールラインで最後の1人になっても
リラックスを保ちつつ全力を尽くして状況に対応する。
ここ数週間は 失点を抑えるのにチームは麻也に完全に頼っていて
ノリッジ戦、カバーリングと他のディフェンダーをサポートすることで
(吉田は)2つの決定機を阻止した。

センターバックはスピードに欠けるので頭を使わないといけない
吉田は特にこの点で優れている。
セインツがカウンターアタックを受けて数的不利に陥る時には、
(状態を)立てなおして、選手達がボールより後ろにまわるために
ディフェンダーには相手を遅らせる役割がある、詳細は下記をご覧ください。

例えば、リヴァプール戦で相手がカウンターで
セインツを崩せるチャンスだった場面。
しかし、吉田がスタリッジを積極的にマークをしたことで
彼を遅らせて、セインツの選手達が守備位置に戻り
リヴァプールの攻撃の人数を上回る機会を作った。
ここ何週間か吉田とホーイフェルトが、
どれだけコンパクトにプレーしているかについても同じことがいえる
ポチェッティーノが来てから彼らはラインを高くしてプレーしている
そして、コンパクトに保つことで相手のキープレイヤーが
頭をあげることを阻止し、その結果、相手からの脅威を取り除けるだけでなく、
ディフェンダーの後ろのスペースのへのボールを入れられることも阻止している。
これは、ミドル・サードで吉田が数多くボールを奪い返している理由を
示している(52回)。詳細は下記をご覧ください。

御覧の通り、セインツのディフェンスラインが敵陣に入っている
スアレスがボールを受けた時、彼の頭はまだ下がったままで
両センターバックが彼にプレッシャーをかけた時が
ひきがね点(トリガーポイント)になる。
その結果、スアレスは後ろ向きにプレーするかもしくはミスを犯す。
次は吉田麻也をプレミアリーグのさまざまなセンターバックと統計的に比較します

(左から)
吉田(セインツ;24歳),ハンゲラン(フルハム;31歳),コンパニ(シティ;27歳),マリアッパ(レディング;26歳)
濃い青色

タックル勝率

地上戦 1対1の勝率

空中戦 1対1の勝率

クリア成功率
水色
インターセプトした回数
これらのセンターバックには目立ったパターンが数個あるのが見て取れる
吉田について主なものは、守備の役割のあらゆる点で安定していることだ。
(吉田の)すべての数値が59から70であるのに対して、
コンパニのような選手は38から81で、またマリアッパは42から69まで幅がある
しかしながら、守備のスタイルが他とは異なっていることに
留意しなければいけない、特定の数値がほかよりも低いのはそのためである。
ハンゲランが空中戦1対1の勝率が高いのことに驚きはないが
その反面、このグラフの他のディフェンダーよりも
地上戦の1対1で苦戦する傾向がある。
(吉田は)守備面で特に他の選手よりも傑出したものはないが
吉田がよりオールラウンドなディフェンダーであると判断できる。
ナイジェル・アドキンス監督のもとで、吉田麻也は1試合平均で1.6失点していた
それに対して、現在のマウリシオ・ポチェッティーノ監督では1試合平均で
1.3失点しているのを知っていただろうか。

訳:攻撃のスタッツ
パス精度
自陣でのパス精度
敵陣でのパス精度
ロングボール精度
セインツは主にポールを長い間ポゼッションするスタイルなので、
麻也と他のディフェンダー達は、バックライン間やサポートする
ミッドフィルダーと共にショートパスをすることを好んでいる。
その結果、自陣での麻也のパス精度が高くなっていることが見て取れる。

緑:パス成功

オレンジ:パス失敗
直近の2試合を見てみると、どうのようにショートパスがされているかわかる
バックライン間やゴールキーパーに戻しながら一定のパターンでプレーしている
とりわけ、吉田が主にパスのやり取りをするのはナサニエル・クラインで
直近の2試合の両方の試合で7、8本パスをしている。
しかしながら、パスコースがブロックされている時、麻也は時折
リッキー・ランバートやジェイ・ロドリゲスへ直接パスを送っている。
これが他のどこよりも麻也が改善する必要があるところだと思うのです。
なぜなら、かなりのボールが無駄になり、セインツがあまりにも
簡単にボールを失っています。
上にあるパスのマップを見ると、幾つかのパスが失敗に終わっている
ことがわかると思う。
また一方で、今シーズン彼のパスが時々結果に繋がってもいる
ホームのセント・メリーズ・スタジアムでのチェルシー戦、
1点目の得点へのビルドアップの中で最も重要なパスがそうだ。
詳細は下記をご覧ください。

麻也がジェイ・ロドリゲスのランを見つけて速くて正確なパスを送った。
それがチェルシー戦の先制点をもたらしたのである。
最後に、彼が取り組む必要があるもう1つ分野は、
攻撃時のセットプレーで(相手とって)危険な存在になることである。
フリーキックやコーナーキックを得る度に、センターバックには
相手にとって守るのが難しくなるような恐れられる存在になって欲しい。
吉田の場合、相手が怖がるだけの身長がない
今シーズンのシュート数は11本のみで、枠内に飛んだのが2本だったことでも
それが分かる。その両方(2本)がホームとアウェイでのQPR戦。
まだ5試合残っているので得点する時間はあるが
近い将来、彼がこの分野で改善しているのが見たいものです。

見てわかるようにQPR戦、ゴールキーパーうまいプレーで入るのを防ぎ
麻也の弾丸ヘディングとバイシクルシュートが残念ながら決まらなかった

吉田麻也はファンから毎試合称賛を受けたり、
マッチ・オブ・ザ・デイ(英国のハイライト番組)で触れられる選手では
ないのかもしれない。
でも、彼がこれまでやったことはひそかに認知されいるし
今シーズン、コンスタントに守備面で立派にプレーして
サウサンプトンが重要な勝ち点を拾うの力になっている。
この夏に答えを出すべき問題は・・・来シーズン(も)吉田麻也が
サウサンプトンの先発センターバックとなるか?
(夏の移籍市場でCBを獲得するか判断しないといけないという意味だと思います)
最後まで読んでくれてありがとう!
貴重なスタッツを共有させてもらったこともそうですが
寛大にも内容の翻訳を快く許可してくださった
翻訳元のブロガーさんに感謝します
もし良かったらアクセスしてあげてくださいm(_ _)m

sfcplayerstats

コメント欄で記事のこと教えてくださった方有難う御座いました。

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